四国八十八ヶ所を歩く!

ポケモンGOトレーナー遍路が歩く四国八十八ヶ所霊場巡礼の旅

【歩き遍路8日目】最古の遍路道「かも道」を歩いて第21番札所太龍寺〜第22番札所平等寺

 

2021年4月22日(木)

 

お遍路宿というのは主にお遍路さんの為の宿で、お寺の宿坊や民宿、旅館、ゲストハウス、ホテルなど、だいたい札所ルート沿いにあります。特にお遍路宿と明記していなくても、この辺りの宿はお遍路さんが宿泊するのは当然なので、お遍路さん向けの感じになっています。例えば

  • 宿のご主人が遍路情報に詳しい
  • 入口に金剛杖を洗う場所がある
  • 朝食時間が早い
  • 洗濯機乾燥機が必ずある
  • 宿によってはランチ用のおにぎりサービス有
  • 宿によってはお遍路用のアイテムや本が置いてある

私たちの場合は常に数日先の予定を立てて、宿も予約します。人によっては前日、当日予約する人もいるようですが、満室だったり休業中だったりすると予定が大きく狂うので、ある程度早めが良いかと思います。かと言ってあまり早すぎても予定が狂うかもしれないので数日先くらいが良いかと。計画を立てる際は天気予報もチェックします。

f:id:nobu3072:20210422074958j:image

碧さんで昼食用のおにぎりをいただき7:00に出発です。碧さんはコロナの影響で今は素泊まりのみで食事こそないものの、待遇は非常に良く、部屋も綺麗でバストイレ付き、洗濯乾燥無料、何より女将さんが優しいオススメの宿の一つです。鶴林寺太龍寺コースの間にある大井の石灯籠あたりまで送迎してもらえると思います。

 

さて、太龍寺までの遍路道は2つあります。というか歩くのが苦手な人はここにはロープウェイという手段もあるのですが、歩き遍路にそんな生ぬるい手段は許されません

遍路道は一般的には鶴林寺から下山してそのまま太龍寺道に入るコースですが、これは比較的新しい(とは言っても江戸期の)遍路道鶴林寺から下山して少し離れた一宿寺近くからかも道と呼ばれる四国最古の遍路道があります。少し遠回りになり距離も長くなりますが、私たちは丁度昨日かも道の近くで車に乗ったこともあり、かも道入口近くまで送迎してもらうことに。

f:id:nobu3072:20210422075119j:image

遍路道というのは1000年以上の間に人の集落の移り変わり、崖崩れなどによる閉鎖、新たなコースの開拓などで、どんどん変わっていっています。四国最古の遍路道、歩き遍路の人は是非登ってみてください。

 

f:id:nobu3072:20210422095021j:image

丁石という目的地までの距離を書いてある道標があります。1丁で約109メートル。南北朝時代の貞治4年(1365年)の年号が刻まれているものがあり、昔を偲ばせます。

 

f:id:nobu3072:20210422095058j:image

かも道は最初の1㎞くらいが急坂です。青のみちと呼ばれる竹藪を通っていきます。

f:id:nobu3072:20210422095224j:image

小さな大師像がある先は白のみち

f:id:nobu3072:20210422095347j:image

こぶし石弘法大師が転がってきたこの岩を拳で受け止めたという岩。写真上部の穴が拳の跡です。

f:id:nobu3072:20210422154918j:image

少しずつ太龍寺ににじり寄って近づいていると言うにじり石。この石のところまでは結構急坂ですが、ここを過ぎると比較的勾配が緩くなります。

f:id:nobu3072:20210422160030j:image

途中から舗装路になる最後の400メートルは急勾配ですが、頑張って登ると山門が見えます。太龍寺に到着しました。標高618メートル。昨日の鶴林寺より少し高いですが、東京の高尾山レベルです。鶴林寺に続き楽勝でした。遍路ころがしと恐れられるほどのことではなく、普通の山でした。

f:id:nobu3072:20210422160447j:image

お参りして御朱印をいただき、碧さんでもらったおにぎりを食べてしばし休憩します。

静かで、カエルの鳴き声と鳥の鳴き声しか聞こえません。

この後は次の札所へ向けてまた遍路道を進みます。いわや道〜平等寺という遍路道です。

ロープウェイ山頂駅の横を通りいわや道に入ります。ここからしばらく急な登り坂です。右側に88ヶ所の石仏を見ながら進みます。と、ここで野生のアーボ(ハブネーク?)を発見!捕獲はしませんでした。

f:id:nobu3072:20210422161816j:image

右手の88の石仏が終わる頃、左手を見ると背を向けた大師像があります。見逃さないように。近くまで行けるのですが鎖場となっており、危険な上に高所恐怖症気味なので先に進みます。

f:id:nobu3072:20210422161902j:image

いわや道は緩やかな下り坂です。

f:id:nobu3072:20210422162109j:image

舟形丁石という丁石がいくつかあります。地蔵の石仏で丁石と同じように次の札所までの距離が彫られています。多くは江戸期のもの。
f:id:nobu3072:20210422162102j:image

平等寺道に入ると間も無く急勾配の下り坂。かなりの坂なので気を付けないと危険です。

f:id:nobu3072:20210422164225j:image

中国道に出たところを少し右に行くと道の駅わじきがありますが、今日は休みで自販機とトイレくらいしかありませんでした。

f:id:nobu3072:20210422164444j:image

また平等寺道を進みます。竹林の中を進みます。竹筍がたくさん生えています。

f:id:nobu3072:20210422164644j:image

たくさんのVサインの野草。これってなんだっけ?ビクティニ

f:id:nobu3072:20210422164818j:image

ここは大根峠という低山で、標高は多分300メートル弱。とは言え太龍寺の登り下りで疲れているので結構身体に応えます。

f:id:nobu3072:20210422165355j:image

大根庵横の遍路小屋。ここもユニークな小屋です。ここで休憩しました。この先は人里。地元の人のお遍路さんへの気持ちが暖かい場所です。

f:id:nobu3072:20210422165451j:image

f:id:nobu3072:20210422165554j:image

程なく平等寺に到着しました。今日は最初から最後までほぼ山道。しかし、明日以降は当面山はなく、平地なので気楽です。

f:id:nobu3072:20210422165626j:image

宿は平等寺隣の山茶花さん。

平等寺のジム1、ポケスト1入ります。これは嬉しい!

f:id:nobu3072:20210422165833p:image

今日は何とかモンボは保ちましたが、ここでまた少しでも補給しておきます。

山茶花さんで通された部屋は20畳の大部屋。広くて良いんだけど、広過ぎると落ち着かないのは貧乏の証か?お接待も凄くて、洗濯機乾燥機は無料。カップ麺やお菓子も大量に無料。なかなか凄い感じの遍路宿です。

f:id:nobu3072:20210422170430j:image

夕飯も豪華でうまい!さっきの竹藪で採ってきたのかどうか知らないけど竹筍うまい。山茶花さん、スゴイです!

f:id:nobu3072:20210422201301j:image

 

明日の予定は第23番札所薬王寺を目指します。小さな峠はありますが、たいした山はなく、ほぼ平地で途中からは海沿いを歩きます。徳島県最後の札所です。

 

恒例となった本日の弘法大師様からのプレゼントは昨日お願いしておいたヤブクロン色違い!弘法大師様ナイス!おまけも付いてご利益抜群です。明日もお願いしますね、弘法大師様!南無大師遍照金剛!

f:id:nobu3072:20210422170603p:image

f:id:nobu3072:20210422170617p:image

 

8日目

本日の歩行距離 21.8㎞

累計歩行距離 181.1㎞

 

 

 何かありましたらご連絡ください。

NOBU (@nobuting) | Twitter