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【歩き遍路検証2】どんな生活用品が必要だったのか?

生活用品・日用品はこれを持っていれば大丈夫

 

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出釈迦寺

歩き遍路で必要だったもの、不要だったもの

 

通し打ちで歩いて結願しましたが、その間、どんなものが必要だったのかを検証したいと思います。

私の場合は遍路宿に宿泊することを基本とした通し打ちです。野宿する人は持ち物が違うと思いますので注意。

私が何故どういったものを必要と考えて、持っていったのかは下記の過去記事を参照してください。

 

shikoku88.hatenablog.jp

 

  • レインウェア
  • リュック
  • リュックのレインカバー
  • スマホ
  • モバイルバッテリー
  • Apple Watch
  • 電源、コード類
  • タオル
  • 手拭い
  • ポケットティッシュ
  • ウェットティッシュ
  • 水筒またはペットボトル
  • 下着、着替え
  • ジップロック
  • 非常食(カロリーメイトなど)
  • 常備薬
  • 耳かき棒
  • マスク
  • 傷修復絆創膏
  • テーピング
  • 歯磨きセット
  • 携帯電気シェーバー
  • 洗濯ロープ
  • 洗濯洗剤
  • 洗濯バサミ
  • カラビナ
  • S字フック
  • パジャマ
  • くし
  • 小さいハサミ
  • 爪切り

とりあえず持って行ったものは上記のような感じですが、色が薄くなっているものは不要であったと思われるものです。不要であったものの一部は途中で自宅に送りました。

 

 
レインウェア

まずレインウェアは非常に重要でした。これは私は甘く考えていました。当初ダイソーのポンチョを買って行きましたが、1日も持たずに壊れました。続いて買ったセブンイレブンのレインコートもすぐに壊れ、役に立ちませんでした。

結局ワークマンプラスで買ったリュックも背負えるタイプのレインウェアを買い、これがまずまず良くて最後までこれを使いました。買ったのは多分これ。

workman.jp

レインウェアは絶対に必要なアイテムです。有名ブランドの高機能なものでも良いですが、意外に重いです。

ワークマンプラスのこれはとにかく軽いです。大雨だと染みてきますが、すぐに乾くのが良いです。

ワークマンプラスのこれは永遠に売っているわけではないので、レインウェアの条件としてはリュックインのタイプが必須です。それがなければポンチョですね。

 

 

 

 

リュックサック

お遍路はリュックを背負う人が圧倒的に多いです。ではどんなリュックが良いのでしょう?

まずは自分で持っていく荷物が余裕を持って入ること、そして肩だけでなく腰にも紐で固定できるタイプがおすすめです。

腰紐があることで、リュック自体が無駄に揺れることがなくなり安定し、歩きやすいです。

防水仕様のものは案外ないものですが、ファスナー部分だけでも止水ファスナーになっていると全然違います。またあればリュックカバーも欲しいところです。

 

 

 

モバイルバッテリー

今や誰でもスマホを持っている時代です。遍路宿で充電はできるでしょうが、万が一を考えると持っていた方が良いのがモバイルバッテリー。

スマホは緊急事態での連絡用でもあります。場合によっては命を繋ぐアイテム。そのバッテリーは私は必要だと思いました。

 

 

タオル・手拭い

タオルは結局何の役にも立たず不要でした。手ぬぐいがあれば手ぬぐいで汗を拭けるし、雨で濡れても手ぬぐいで拭けます。タオルは重くはなくても意外にかさ張ります。

手拭いをおすすめします。タオルに比べると軽くて乾きやすく、使い勝手が良いです。般若心経の手拭いは格好良いですね。

 

 

水筒またはペットボトル

結局水筒は持って行きませんでした。ペットボトルの水(またはお茶)を買い、それを飲んで、宿に着くと宿でそれに水を汲み、冷蔵庫があれば借りて冷やして翌日も利用するという感じにしました。

そして次の日はまた新しいペットボトルの水を買いました。

 

下着、着替え

下着は着ているもの+1セットあると良いですが、着替えは着ているものだけでも良いと思います。最悪下着も着ているものだけでも良いかもしれません

というのは宿に入ればまず浴衣や寝間着がありますので、それに着替えて洗濯をすれば良いからです。

下着などはもし必要になれば途中のコンビニにも売ってますし、大きな街に出ればユニクロとかしまむらがあるのでどうにかなります。

ただ下着に関しては靴下はいくつか持って行ったほうが良いかもしれません。毎日長距離を歩くので靴下が一番ダメになります。弱いものだとすぐに穴が空いてしまいます。

靴下など何でも良いというのであればコンビニでも売っていますが、私は5本指靴下を愛用していたので、2足持って行ったのですが、途中で買いました。

ドラッグストアコスモスに種類豊富に売っていますので、必要な時見かけたらチェックしてみてください。

遍路靴下なんてものもあります。これは格好良いかも!?

 

 

 

ジップロック

これは意外にかなり重宝しました。まず御影を入れる袋として絶対に必要です。御影は各札所で授与されますが、これが折れ曲がったり濡れたりしないように保存しておかなければなりません。こういう時に最適です。

ちゃんとしたレインウェアなどを着込んでいれば大丈夫かもしれませんが、安物だと大雨の場合は服の中に水が染み込み、リュックの中もびしょ濡れになってしまいます。私はそんなことが何度かありました。

しかし御影はしっかり保存できました。

またちょっとしたお菓子や非常食、お接待でいただいたものなどを入れるのにも使えます。小物入れとしても使えます。何十枚も持っていくことはないですが、それほど重くはないのである程度持って行き、途中でこんなにたくさんは不要だったと思えば捨てましょう。

 

 

非常食

これも絶対に必要です。遍路中にいつもランチが食べられる店があるとは限りません。山の中や何もない海沿いの道をひたすら歩き続けるケースは何度もあります。

食べなければ体力も低下します。そんな時非常食があると安心です。カロリーメイトやその他、ある程度保存が効くものなら何でも良いです。

自分の好きなものを持っていき、全部食べてしまったら、どこかのコンビニで買いましょう。

私はカロリーメイトと干した梅干しのお菓子なんかを持って行きました。本当に助かりました。

 

 

傷修復絆創膏

マスクは2023年3月からは着用は自己判断となりましたので、基本的に不要ではありますが、それでも持っていた方が良いです。公共交通機関を使う場合もあると思うからです。

耳かき坊や常備薬は各自の判断で持っていくとして、絆創膏くらいは持っていたほうが良いです。山歩きは危険がつきものです。うっかり滑って転んで怪我をしてしまったなんていうことが起こりえます。

私はお遍路に行く前から山歩きが好きで関東各地の山に登ってきましたが、それまで一度も転んで怪我をしたなんていうことはありませんでした。

しかしお遍路中には数回流血を伴う怪我をしてしまいました。なぜなのか?それはやはり長旅で疲れが溜まっていたからだと思います。

疲れで正常な注意力が働かず、反射神経も運動能力も落ちていれば怪我をする可能性も高くなります。

万が一怪我をしてしまっても水で洗い、ひとまず絆創膏くらいは貼っておきましょう。流血したままだとバイ菌が入ってしまったりもします。

消毒液までは用意しませんでしたが、遍路宿に着いたら、もしくはドラッグストアなどがあったらその時にはちゃんと消毒しておいた方が良いでしょう。

傷を早く治せる絆創膏は数枚は持って行きましょう。

 

 

歯磨きセット

ほとんどの宿では歯磨きを置いてくれていますが、一部ないところもありました。

1日くらい歯磨きしなくても死なないという考えの人は持っていかなくても良いかもしれませんが、私は朝晩歯磨きしないと虫歯になりそうなので、持って行きました。

 

 

携帯電気シェーバー

これも歯磨きセットと同じで、毎日髭剃らなくても大丈夫な人はシェーバー持っていかなくても良いかもしれません。髭が薄い人とかね。

民宿などはT字カミソリ置いてあるところは少ないですが、ビジネスホテルに泊まると必ずあるので、あえてたまにビジネスホテルに泊まるという作戦にすると良いかもしれません。

 

 

 ちなみに私はこれを持って行きました。私の場合は髭も濃いので、持って行って良かったと思います。

歩き遍路といえども、清潔感は出したいですからね。ただシェーバーは旅行用などの簡易的なもので良いと思います。

洗濯ロープ

これは意外に役に立ちました。

 紐がゴムでねじれているのが特徴で、このねじれているところに洗濯物を挟んで干します。

遍路宿では必ず洗濯機がありますので、洗濯した後、洗濯物を干しますが、宿によっては洗濯物干し場を使って良いと言われるところもあり、そういうところでは使わせてもらいます。

また急ぎの時は乾燥機を使いますが、天気の良い日や時間のある時は部屋で干せそうなら干します。その時に活躍するのがこれです。

 

 

 

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洗濯ロープ使用例

 

こんな感じで使います。 朝までには乾きますね。S字フックはこの時に端をカーテンレールに引っ掛けたり、洗濯ロープに何かを吊るしたりする時に使いました。

洗濯洗剤は遍路宿には必ず置いてあり、自由に使えますので不要。

一部のビジネスホテルでは有料でしたがこれは仕方ない。そのために持ち歩く必要はないと判断。洗濯バサミも上の洗濯ロープがあれば不要で、また、宿にはハンガーもあるので、それを使いました。

 

小さいハサミ、爪切り

これらはなくても良いです。遍路宿で貸してもらうことができるからです。

しかし私は持って行きました。ハサミは何かと役に立つし、爪は伸びます。必要なものであることは間違い無いですね。

 

 

またヴィクトリノックスの小さいナイフは持ち運びにも便利で、いざという時結構役に立ちます。持っていると安心です。ハサミなども付属しています。

ただしこれを持って飛行機には乗れませんので注意。お近くの空港から徳島空港に飛ぶ場合は無理です。

 

 

まとめ

イカーやバスツアーと違い、通し打ちの歩き遍路は荷物を最小限に抑えることが、結願へと繋がります

人によって持っていくものは違うとは思いますが、私のリストを参考にして、可能な限り荷物を軽くしてください。

実際に歩いてみて不要なものは捨てる、もしくは家に送る。足りないものは購入すれば良いのです。

場所によってはコンビニすらありませんが、数日に1回は少なくてもそれなりの規模の街に出ます。その時に必要なものを買い足しましょう。

売っていないものはAmazon楽天で購入し、日付指定にして泊まる宿に送りましょう。これで何とかなるはずです。

 

歩き遍路日記を最初から読みたい人はこちら【歩き遍路1日目】

 

 


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