遍路グルメ!遍路中に食べた忘れられない美味しかったもの《徳島県編》
四国には美味しいグルメがたくさんあった!
お遍路的に徳島県の印象はスタートの1番札所霊山寺と最初で最大の難関遍路ころがし焼山寺の印象が強いです。
まだ歩き遍路に慣れていない時期でもあり、疲れもありましたし、ペースもわかりませんでした。無理せず歩こう、最初はそんな感じでした。
1番札所霊山寺から歩き始めた私ですが、ダイエットを兼ねて歩くと言いつつ、朝夕の遍路宿では爆食、ランチも美味しいものを探し、デザートも食べてしまうということで結局痩せませんでした。
いや、情けないことに私はむしろ太りました。「歩き遍路してるのに太った」と言うと宿の女将さんに呆れられたことも数回。
でもせっかくの未知の場所の旅です。その土地の名物や旬の物を出してくれた遍路宿には感謝していますし、道中に食べた記憶に残る美味しいものはまた食べたくなります。
そんなわけでここでは歩き遍路をした人がもう一度食べたい!もしくは食べ忘れた!とにかくすぐに食べたい!と言うものを紹介したいと思います。
お遍路はまだしたことがないと言う人も是非四国のグルメにはどんなものがあるのか見ていってくださいね。
徳島県で食べた美味しいもの
徳島ラーメン
徳島県で食べたものの中で一番インパクトがあったものは徳島ラーメンです。遍路前に1回、遍路中に1回、遍路後にも1回食べて合計3回も食べてしまいました。
どう考えても食べ過ぎです。痩せるわけないですね。
徳島ラーメンにも白系・黄系・茶系など色々あるようですが、私が食べた「いのたに」や「東大」はスープが濃厚な豚骨醤油で焼豚の代わりに豚バラ肉、生卵をトッピングするのがデフォの茶系でした。
味は甘辛い感じで、すき焼きに少し似ています。「東大」の方が濃厚な感じがしましたかね。
毎日食べたい味ではなく、突然無性に食べたくなる味です。そう、クセになる感じ。
価格:3,480円 |
阿波尾鶏
徳島駅近くの食堂安兵衛で遍路開始前日に食べたのが阿波尾鶏の焼き鳥でした。四国は他県も含めて養鶏業が盛んなようですが、この阿波尾鶏。食べてみればわかりますが、そこらへんの居酒屋の焼き鳥とは全然違う感じでした。
安兵衛の焼き鳥は「かたい」「柔らかい」の2種類ありました。良く親鶏は固く、若鶏は柔らかいなんて言いますが、そういうふうに分けているのかはわかりません。
元々固めの鳥を叩いて柔らかくしているのかもしれません。でもとにかく2種類あり、その食感は別物でした。
かたい焼き鳥は味が鳥肉の味が凝縮されている感じで、噛めば噛むほど味が滲み出てきます。
柔らかい焼き鳥は本当に驚くほど柔らかく、その食感と鳥肉の肉の旨味が同時にきます。
とにかく阿波尾鶏。侮れませんでした。何というか鳥肉の旨味が凝縮されている感じがしましたね。
価格:4,700円 |
ザ・すだち
このジュース、お遍路をした人は一度は飲んでるんじゃないかな?
私は何度も買って飲みました。何だかヤミツキになるんですよね。しつこくなくてさっぱりした清涼飲料です。
四国はその温暖な気候に適した柑橘類が有名で、中でも愛媛県を思い浮かべる人も多い(私もそうでした)と思いますが、他の県でも柑橘類の生産は盛んです。
すだちの生産は実は徳島県が日本一位です。何と日本国内の90%を徳島県で生産しています。
酸っぱすぎない爽やかさを感じる酸味とスーッとした良い香り。これをジュースにしたのがこれです。
徳島県に来ればどこにでも売っていますが、他県ではなかなか売ってません。
夏に飲みたいですね!
【徳島県民のご当地ドリンク】ザ・すだち カートカン 195g×15缶 価格:1,685円 |
まとめ
お遍路していて美味しいものに出会うと嬉しいです。こういう地元の食を楽しむのもお遍路の醍醐味の一つです。味の記憶って残るんですよね。
徳島県は何と言っても個人的には徳島ラーメンのインパクトが凄かったです。東京では似た味のラーメンはなかなか食べられないでしょう。
いつかまた徳島に行く機会があったら、絶対食べます。
【何かありましたらご連絡ください】
四国八十八ヶ所遍路大使 NOBU