[PR]
香川県と言えばうどん!
香川県はうどん県。今では全国的に知名度が高くなっているこのうどん県の呼称は実は2011年からなので、そんなに古くから言われていたわけではないのですね。
うどん県という呼称はともかく、香川県と言えば讃岐うどんに代表されるようにうどんを思い浮かべる人が多いでしょう。
うどんとヤドンの語呂が似ているからヤドンになったのだろうと思いますが、県内数カ所にヤドンマンホールもあり、また伊藤園のヤドン自販機もあります。
遍路の思い出としては(本当は徳島県だけど)遍路ころがしの難関雲辺寺の存在と、弘法大師誕生のお寺善通寺、結願の大窪寺は特に印象に残ってます。
また瀬戸内海の美しさ、毎日のうどん、お接待が多かったように思ったのも香川県の印象です。
香川県で食べた美味しかったもの
うどん
やはりまずはうどんです。
今まで四国を訪れたことのなかった私は香川県だけうどん屋が多いのだろうと思っていましたが、実際は違います。
四国四県全てでうどん屋は多めです。
東京だと圧倒的にそば屋が多いですが、四国ではそば屋はほとんど見かけません。その代わりにとにかくうどん屋が多い印象。
人口10万人あたりのうどん屋軒数は全国平均で14.15軒。ところが香川県は50.16軒もあります。もちろんダントツの1位です。
そんなこともあり、香川県では毎日うどんを食べていました。
どの店で食べたものも本当に美味しかった。そして安かった。安くてうまい。最高です。
・こがね製麺所
香川県内に数店舗あるこがね製麺所。うまかったですね。コシが程よくて、スープもやっぱりうまい。
年間280万人が訪れる讃岐うどん店「こがね製麺所公式ウェブサイト」
ネギやワカメが盛り放題っていうのもこの辺りでは普通のサービスですが、ポイント高かったです。
このレベルの店が敷居も高くなく、ごく普通に存在していて、地域の方々の胃袋を満たしていることがすごいです。
年間280万人が訪れる香川県人気うどん店!こがね製麺所★讃岐うどん お土産うどんセット(選べるつゆ付)12人前 価格:2,160円 |
・溜
中でも一番うまいと思ったのは溜(たまり)。ここは大きな駐車場に次々と車が発着していましたが、回転率が良いのか並ばずに入れました。
麺はコシが強く、歯ごたえ抜群で食べ応えがありました。
ここもネギやワカメなどは入れ放題でしたね。手打ちのうどんと意外とさっぱりとした魚介のタレが記憶に残りました。
価格:1,500円 |
マテ貝
マテ貝なんて食べたこともなければ知りもしませんでした。観音寺市の藤川旅館で見たことのない妙な貝が出てきました。
上の写真の赤い印がマテ貝です。そう細長いのです。しかも謎なのは細長いのに2枚貝なのです。
しじみやアサリ、ハマグリと同じなのです。これは驚きました。
上の写真のように2枚の長い貝が合わさっていて、剥がすと中身が出てきます。不思議な貝ですね。
これは瀬戸内海の砂浜で潮干狩りすると採れるそうです。藤川旅館の大旦那も潮干狩りで採ってきたと言っていました。
味の方はと言うと、2枚貝なのでアサリのような味です。しかもちょっと濃い目の味でかなりうまいです。
私はこんなにたくさん食べられるかなと思ったのですが、一気に食べてしまいました。
煮ても焼いても美味しいそうです。食べたことのない人にこそ食べて欲しい食材です。
価格:2,585円 |
まとめ
今思うと悔いが残るのは骨付鳥を食べる機会を逸したことです。香川県の遍路期間は短く、食べよう食べようと思っている間に結願してしまいました。
次回香川県に行く機会があったら絶対食べてみようと思います。
余談ですが、四角いスイカって知っていますか?香川県善通寺市で栽培しているその名の通り丸ではなく四角いスイカです。
これは未成熟で出荷されるため食べて美味しいというものではないようですが、一度現物を見てみたいですね。基本的に展示用、観賞用で1年間大丈夫だそうです。
しかし価格は1万円以上。高いです。個人で買うというよりお店の装飾などに使うケースがほとんどでしょう。
どこかのお店で見かけたら、それはきっと香川県善通寺市産です。
さて、考えてみると香川県ってなかなかすごいです。
全国に分社がある金刀比羅宮の本社があり、また全国に散らばる真言宗の開祖弘法大師の生まれ故郷善通寺もあるのです。
更に瀬戸大橋、讃岐うどんという日本で知らない人はいないレベルのものまであります。
日本一小さな県ですが、観光資源は大きいという印象です。
香川県に来ることがあったら、是非うどんの食べ比べをしてください。そこらじゅうにうどん屋はあるし、ネットで調べれば有名店もわかります。
うどん県の醍醐味をまたいつか味わいたいです。
【何かありましたらご連絡ください】
四国八十八ヶ所遍路大使 NOBU