これからお遍路に行く人はここを必ず通るだろう遍路道
こんにちは。このブログもそれなりに読んでいただいているようで、未だにアクセスが一定以上あります。ありがとうございます。コロナでの緊急事態宣言などもしばらくなく(今後もないことを祈る)、お遍路やってみようかなという人が増えたのかと思います。
ブログをやってみて分かったのですが、やはり夏と冬(特に初夏と初冬)の期間のアクセスは若干落ちます。その時期はお遍路する人少ないのでしょう。
丁度今頃はアクセスが少ない時期で、この後8月末〜9月くらいは多くなる時期です。事前下調べをして10月くらいからスタートというのが最も多いのかな。
初めてお遍路に行く人こそたくさん調べると思うので、このブログが少しでも参考になれば本当に嬉しいです。不明なことは聞いてくださいね。
さて、Twitterでフォロワーの方が懐かしい風景を動画でアップされたので、是非皆様にも見てもらいたくここで紹介させてください。
遍路道の楽しさはこんなところにありますよという動画です。
金泉寺から大日寺に行く途中のここ
3番札所金泉寺から4番札所大日寺に行く途中に通る道です。違う道を歩いてももちろん良いのですが、遍路道の案内通りに歩いていくとこんな場所に出ます。
へんろ道ってこういう道なのか…
— にいさんへんろ (@NiisanHenro) 2022年7月8日
道の魅力に取り憑かれた最初ののポイントが、ここです。
#03 金泉寺→#04 大日寺#板野町 令和4年6月16日 https://t.co/SONPRL3uLl pic.twitter.com/AxDXINr4lJ
霊山寺から始まりここまでは割と普通の道です。国道や住宅街のような道で、それでも昔から遍路道とされてきた道を歩きますので、地蔵や石碑などが遍路道沿いに多くあり、お遍路をしている実感が湧いてきますが、ここで「え!?」となります。
是非動画を再生してみてください。
「これって道なの?遍路道なの?」「誰かの家の敷地じゃないの?」「怒られるんじゃないの?」
私はそう思いました。でも遍路道の矢印は間違いなく、ここを歩けと言っているようです。恐る恐る進んだ記憶があります。
恐る恐るこの道を進んでいくとまた遍路道の案内があったので、「あ、この道で間違いないんだ」「遍路道ってすごいな」と思いました。
この時はそんな感想でしたが、後から思うとここは実は非常に印象に残りました。遍路道の面白さ的なものが凝縮されており、愉快であり、記憶に残る場所です。
これからお遍路に行こうと言う人も多くの人はきっとここを歩きます。「あ、ネットにあったあの場所がここか!」と思ってもらえれば更に記憶に残るでしょう。
遍路道とは
遍路道というのはお遍路さんの多くが歩く道です。しかし遍路道というのは昔からずっと同じではありません。長い年月の間に新しい道ができ、そこが遍路道となったりもします。山の中だったりすると崖崩れなどでもルートが変わっていきます。
札所から札所の間に一応あるモデルコースのようなものです。そこから逸脱しようと別の道を歩こうと、寄り道しようと自由です。次の札所に行ければ問題ないです。
しかし、特に最初の方は遍路道と案内のある道を進む人が多いだろうし、それを推奨しますね。
遍路道というのはこういうものかというのを十分味わえます。そしてこの後焼山寺に行くと更に遍路道というものを知ることができるでしょう。
是非実際に歩いてその楽しさを味わってください。