【歩き遍路24日目】四万十市へ向かって歩きます。金剛福寺は遠すぎる。
2021年5月8日(土)
今日は四万十市に向かって歩きます
海坊主ホテルからの朝の眺め
海坊主ホテル、なかなか良かったです。景色は良いし、料理はうまい。
女将さんもその娘さん?かな、も大変親切でした。お会計の時、一部を黒潮町の商品券にしてくれて、半分を支払いに使いました。
残った2000円分はこの先の道の駅やローソンで使えるとのこと。
コロナ禍で観光客が減り、どの店も厳しいのでしょう。こういった地域振興券を発行する自治体も多いようです。道の駅に寄って何か買って行こうと思います。
今日も国道56号線です。海の王迎(うみのおうむかえ)駅。
ものすごい名前の駅名です。鎌倉時代に後醍醐天皇の子、尊良親王が元弘の乱により流刑された場所にちなんで名付けられたそうです。
広い砂浜。大方浮鞭(おおかたうきぶち)という場所でサーフィンが盛んらしく、大勢の人が楽しんでいました。
道の駅ビオスおおがた
道の駅ビオスおおがたに到着。
ここで先程の黒潮町商品券を使うために店内へ。それほど大きくない道の駅ですが、地元の商品などがかなり充実していて楽しいです。
歩き遍路をしていると結構道の駅を見かけますが、道の駅って楽しいですね。
買った物。お菓子と靴下。靴下は穴ができてしまったので、1足買っておきました。
下着類ですが、靴下が一番早くボロくなりますね。どうしても毎日長距離を歩くので、穴が開きやすいです。
ベンチに貼ってあった案内。次の札所金剛福寺まであと53㎞もある。足摺岬って遠いですね。前の札所である岩本寺からの距離87㎞はなかなか厳しい。
中村へ
30㎞以上歩く日の翌日は楽勝コースにしているのと、今後の宿との距離のタイミングで、今日は早めに目的地の四万十市にある中村駅に到着。
中村駅周辺や近くの国道沿いはかなり栄えていて、色んな店があり、宿も多いです。必要なものがあればここら辺で調達しておくと良いです。この先大きな街まではかなりの距離があります。
ところで四万十市と四万十町って別なんですよ。私も高知に来るまで知りませんでした。
四万十町は四万十川の上流に位置します。四万十市は下流ですね。
四万十屋のうなぎ
ランチは女房殿のリクエストで四万十屋。ここで鰻を食べたいと。
中村駅からタクシーで10分くらいの対岸にあります。歩くと1時間くらいかかります。私たちはタクシーで往復しちゃいました。漫画の美味しんぼで昔紹介されたこともある有名店です。
天然鰻重。天然物です。値段もそれなりにします。
関東の鰻は蒸してから焼きますが、こちらの方は蒸さない分、やや硬めです。とは言っても箸で分けられるくらいなので、柔らかすぎない感じがちょうど良いです。
味はもちろん文句なくうまいです。天然物は捕獲量が少なく、限定数しかないようです。食べたい人は早めに行くこと。
ちなみに女房殿は養殖鰻重を頼んでいて、私も食べ比べしましたが、正直言ってどちらもうまいです。養殖物の方が少し柔らかいかな。味は甲乙つけがたい感じでした。
四万十屋の前から四万十川を眺める。大きな川です。四国最長の川。最後の清流。
遍路宿はニュー民宿中村
今日の遍路宿はニュー民宿中村。4階建の割と大きな民宿です。
多分海坊主ホテルより部屋数は多そう。中村駅から歩いて数分。
12時過ぎという早い時間で、荷物だけでも預かってもらおうと思ったら、もう部屋が準備できているとのことで、部屋に通していただきました。
荷物を置いて、近くに買い物に行きました。ありがとうございます。
地元の物産館であるサンリバー四万十物産館とファミマ、そしてこっちの方に多いドラッグストアコスモスを見て、必要な物を買い出し。
Wi-Fi完備、洗濯機無料(ただし乾燥機なし)。場所柄遍路だけでなく、ビジネス客や高校大学の合宿などで使う学生が多いらしいです。この日はビジネス客が数名同宿していました。
ポケスト2入るのはありがたき幸せ。昨日がゼロだったので本当に嬉しい。明日の宿は期待できそうもない場所なので、ここで出来るだけ回します。
夕飯はこんな感じでした。カレーは食べ放題だったのでつい食べてしまいました。
鰹のたたきは高知に来て毎日食べてます。ポン酢みたいなもので食べるのも良いですが、醤油にスライスニンニクを乗せて食べる方が好きかも。
東京ではニンニクはすりおろしするのが普通ですが、こちらではスライスがデフォのようです。
本日の弘法大師様からのプレゼントはこれ。
これもありがたい。来月コミュデーに進化させてみよう。弘法大師様、いつもありがとうございます!
明日も金剛福寺を目指して歩きますが、まだ到達しません。土佐清水市に宿泊予定です。
24日目
本日の歩行距離 17.4㎞
累計歩行距離 583.7㎞